ということで、紅葉を思わせるお着物着て、いそいそとお出かけしてきましたの
阪急に乗って、京都は大山崎山荘美術館まで。
展覧会のタイトルは
「利休、モネの見立てた大茶会」
見ごたえありそう
大山崎駅から500メートル徒歩10分とのことで、気にもかけず歩くこと数分。
だけど、だんだんその道、山に向かっているのよね。
そう、山。
山荘、とあるのは、そういう意味なのね、、、
あの、つまりですね。
着物なのでもちろん草履。
草履で急斜面は、そら~大変でした。
足袋が草履の中で滑る滑る!
またそれが、続く続く、、、
…駅からの送迎バスに
「お年寄り、身障者の方優先」
とあったので、
「あたくしはまだまだ若いわ
」
と自分に言い聞かせたことを、この上なく後悔しましたね。
途中、汗はかくは、足腰ひびくは、休憩すれば藪蚊に刺されるは、、、の3拍子。
知らないおじさんから
「あと半分くらいだよ!綺麗に身支度して良いね~がんばって~な~」
聞かない方がよかった残りの道のりをイメージしながらやっとこさ着きましたときには、お化粧も何もドロドロで、、、まるで、悪徳代官から必死で逃れた町娘のようでした
入館してまずは受付前のソファーに腰をおろし、呼吸を整えながら、「今日はまるで体育の日みたい、、」と苦笑していたかと思うと、一気に静けさへと連れ出してくれるのですから、芸術とはほんに見事です…
前から観たい観たい!と思っていたルーシーリーの青の鉢を見つけたときはそれはもう感動でしたね
実物にはそこはかとなく、、そんな力が宿っています。
いっときの休憩時間にこそ、何やらわたしたちの追い求めている何かがあるようなないような…気がしました。
お茶をいただく。
一服する。
という風情は、なんといいますか、豊かさそのものなのでしょうか。
きっと、お茶の時間を大切だと気づけるような生活の仕方が大切なのですね。
帰りの道のりのことを考えると少々気が重かったのですが、
天の助け
とはこのことで、そーゆー時に限って、友人がメールくれてたりするんですね。心配した友人はわざわざ電話まで。そこはまーオリーブの性格ですゆえ、ちっとオーバーに表現しますがな。
「今日はまるで修行の日よ!帰りの急斜面で、もしこけたら大変だわ!だって、着物着てるし、、、タクシー?私有地なので送迎バスのところまでしか入れないみたい。いずれにしてもまたあの危険な坂を下りなきゃいけないの…」
オリーブは丁度、美術館のカフェでお抹茶のカップケーキとコーヒーでおやつタイムだったのですが、ことの様子をさも大変なように伝えておりましたので、人目を引いてたみたい、、、
しっかしなんですね。
まっこと親切な人とは、いらっしゃるものです。
30分後には車でお迎えに来てくださるのですから。
確かさっきの電話では、机に座ってお仕事の最中だったような、、、
「そんなに親切にしてくれて…きっと、神さまのご加護がありますわ!」
「おうちに着いたら、お幸せをお祈りするわね!」
と喜んで叫んでたら、
「ちょっと静かにしなさい、、、少し、休んだ方がいいよ。」
とな。
ふと向こうをみると夕焼けの綺麗なこと。
阪神間の高速から、真っ赤に燃える夕陽が沈んでゆく瞬間が見えました。
さすが文化の日。
人の親切がこころに沁みる日でもありました
よきかなよきかな
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